HOME > 猫のなんでもアドバイス > ペットの高年齢化でケアが変わる?!
ペットの何でもアドバイス ペット用品実習・講習 便利なグッズの正しい使い方を習得しましょう!
ペットの高年齢化でケアが変わる?!

人間と同様、ペットの世界でも寿命が長くなり、シニア犬やシニア猫が多くなってきています。
今回は、高齢になったペットとどう接していくかを高田さんと考えます。加齢とともに出てくる様々な悩みや不安も、このアドバイスで解消。
愛犬とより深い絆で過ごせることでしょう。今はまだ子犬、子猫だから・・・という方も今後の参考になりますよ。

講習会に参加してくれた飼い主と愛猫の皆さんアドバイザー

ジャックくん
AさんAさん
ジャックくん
(ウェルシュ・コーギー ♂ 8歳)

モモちゃんBさんBさん
モモちゃん
(チワワ ♀ 8歳)
※最近多頭飼いを始めた

ゆきちゃんCさんCさん
ゆきちゃん
(柴犬 ♀ 10歳)

高田由香さん 講師の高田由香さん

年齢に合った無理の無い運動を
高田 「今回は『ペットの高齢化でケアの方法が変わる?!』というテーマで、7歳以上の愛犬の飼い主さんにお集まりいただきました。一般的に7歳を過ぎると『シニア犬』と言われますが、シニア世代になってからのお悩みなどがございましたら聞かせてください。」
Aさん
「うちのジャックは8歳と思えないほど元気一杯です。いまだにフリスビーが大好きで広場で飛んだり跳ねたり走ったり・・・こんな激しい運動をしていて、足腰に負担にならないか少し心配しています。」
コーギーやダックスなど足が短い犬種は足腰のケガに注意
高田 「若い頃と比べ、年齢とともに筋力が落ちたり、ケガが治りにくくなるのは動物も人間も同じです。犬では特にコーギー、ダックスのような足が短い独特の体つきをしている犬種は足腰のケガに注意が必要ですね。ストレス解消程度にフリスビーを楽しむのは良いと思いますが、激しすぎる運動はなるべく避けたほうが良いでしょう。
体を動かすストレス解消法のほかに、嗅覚を使って何かを探すトレーニングや、飼い主さんに命じられたものを持ってくるトレーニングでも、頭を使うことでストレス解消につながります。」

おうちの中でできる楽しい遊び

シニア犬がいる多頭飼いでは思いやりが必要
bさん
「モモはとても内向的な性格なこともあり、5歳を過ぎてから一日ほとんど動かずにすごしていることもありました。友達から『若い犬を迎えると、モモちゃんもつられて若返るかもしれないよ』を言われ、最近思い切って2匹目を迎え入れました。同じチワワの女の子でモモについて歩くのですが、当のモモがなかなか受け入れてくれず追い払ってしまったりして・・・このまま仲良くなれないのか心配しています。」
高田 「若くて元気な子犬が家族に加わると、先住犬の動きが活発になることはよくあることです。モモちゃんの場合、今までひとりっこでパパやママを独占できたところに小さな妹が来て『パパとママが妹に取られちゃうんじゃないかしら』と少し不安なのだと思います。
多頭飼いのポイントは、『今までの家族(パパ、ママ、モモちゃん)の生活の中に子犬が仲間入りした』という感覚で生活することです。子犬は手がかかるので、何となく子犬中心の生活になりがちですが、なるべく今までの生活のペースを崩さず、子犬をモモちゃんに合わさせるように仕向けてください。モモちゃんが嫌がることを子犬にさせない、ごほうびやおやつはモモちゃんがいつも先、パパとママが声を掛けるのもいつもモモちゃんが先、というようにすれば、モモちゃんの不安はなくなります。 無理矢理仲良くさせようとせず、モモちゃんが子犬を心から受け入れてくれるまで気長に待ってあげてください。」

多頭飼いの際のコミュニケーションのコツ

多頭飼いは先住犬、猫への配慮が大切
シニア犬(猫)にはより一層の観察力を日頃から
Cさん
「ゆきの悩みは、偏食です。若い頃から偏食気味ではあったのですが、シニアになってから更に頑固になったような気がします。」
人間同様、食事の好みや量にも変化が
Aさん
「食べ物の好みは変わるようですね。ジャックは若い頃、もらえるものは何でももらうようなタイプだったのですが、最近好みじゃないおやつにはプイっとそっぽを向くようになりました。あと、消化能力も落ちたように感じます。」
高田 「ごはんやおやつの食べ方が少なくなったり、好みが変わることはあると思います。 過度に心配することはありませんが、元気、食欲、ウンチの状態をよく見て、ごはんの量を調節したり、フードをふやかして消化しやすくしたり工夫してみてください。健康上のことで少しでも心配なことがあったら、なるべく早く獣医さんに相談することをおすすめします。若い頃は自然に治るような病気でも、シニアになると重大な病気のきっかけとなってしまうこともあります。 5歳を過ぎたら半年に1度は血液検査をして『健康チェック』してみると良いと思います。」
Bさん
「足腰が立たなくなってしまったご近所の老犬がいます。外でしか排泄ができないようで飼い主さんがとても苦労していらっしゃいます。うちのモモが8歳を過ぎ、人ごとではなくなってきました。」
高田 「ペットの生活環境が良くなり長生きの愛犬、愛猫が増え、中には寝たきりになってしまう子もいます。排泄はペットにとってとてもナーバスな問題です。自分が安心できる場所でしかどうしてもトイレをしたくない子もいますし、トイレ以外で粗相をしてしまったことに深く傷ついてしまう子もいます。元気なうちからおうちの中でも排泄ができる練習をしておくことをおすすめします。

トイレのしつけに困っていませんか? <成犬編>

トイレのトレーニングには、JOYPET ザ・しつけ トイレの学習


Cさん
「シニア犬と生活することで、特に気をつけることってありますか?」
高田 「我が家の4匹も全員7歳以上のシニア犬集団です。我が家で心がけていることはとにかく細かい変化も見逃さないように1匹1匹をよく見ることです。ごはんを食べる量、早さはもちろんのこと、おやつへの興味、排泄の状態、私の話していることに対しての集中力、4匹の関係性の変化など、いつもと変わったことが少しでもあると『誰かの調子が良くないのかな』と思うようにしています。そして獣医さんにいろいろなことをお話し、相談にのってもらうようにしています。 猫の場合も同じことがいえますね。シニアになったら、愛犬、愛猫に対する日頃の観察力を、今までよりもう少し注意深くすること。それがペットからのSOS信号を見逃さず、加齢に関わる不安材料をずいぶん減らしてくれると思います。 あと我が家では、新しいことは無理にさせず、今までの生活で培ってきたことを飼い主と一緒にのんびり楽しむ時間を多くしています。」
Aさん
「最近、ジャックはやっとのんびり私の話を聞いてくれるようになったと思います。」
Cさん
「そうですよね。私はゆきが7歳になったあたりから、何だかやっと本当の家族になれた気がしました。」
高田 「シニア犬やシニア猫の飼い主さんの中には、『最近あまり動かなくなって寂しい』という方もいらっしゃいますが、彼らは飼い主さんのことをとても深く理解してくれています。飼い主さんもシニア犬やシニア猫たちが何を望んでいるか、何を考えているのかを理解し、さらに絆を深めていただければと思います。」
ペットアドバイザー 高田由香 高田由香(たかだ・ゆか)
ペットアドバイザー
ペット可の集合住宅でのしつけ教室やセミナー、イベントの企画・運営などに携わり、「人間と犬が自然に共生できる社会」を目指して精力的活動中。
カフェ&わんこの保育園&グッズショップ一体型「Parco del Cane(パルコ・デル・カーネ)」をご主人とオープン。愛する夫と愛する子供達に(キースホンド1匹、コーギー2匹、ダルメシアン1匹)との6人(?)家族。趣味はサッカー観戦。イタリアセリエA「ACミラン」の熱烈サポーター!
Parco del Cane(パルコ・デル・カーネ)

Parco del Cane(パルコ・デル・カーネ)
http://yukablog.tripletta.com/

〒158-0097 東京都世田谷区用賀4-31-18
TEL/FAX:03-3708-3425

営業時間
カフェ-AM11:00〜PM8:00
保育園-AM9:00〜PM7:00(早朝・延長保育有り)
店名の由来=ワンちゃんの広場(イタリア語)

前のページに戻るページTOPへ戻る