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家の中で愛犬と暮らすコツ

近々、我が家に愛犬がやってきます。一戸建てなのですが、室内で飼おうと考えています。 家の中で家族と同じ空間で愛犬と暮らす際のアドバイスをお願いします。

じめじめと蒸し暑い季節がやってきました。犬は暑さが大の苦手。普段は外で飼っている愛犬も夏場は家の 中で一緒に過ごしてあげるおうちも多いと思います。
今回は「家の中で愛犬と暮らすコツ」についてお話しいたします。

家の中で飼うことと外で飼うことの違い

まず、家の中で飼うことと外で飼うことの違いについてお話いたします。良いところ、気になるところはそれぞれあります。 外で飼うことの一番の利点は、愛犬がお日様の光で日向ぼっこができたり、気持ちの良い風に当たったりできることです。反対に気になるところは、家の中で飼われている犬より体が汚れやすいことや虫に刺されたりしてしまう可能性が高いことです。
家の中で飼うことで良いところは、何よりもいつも愛犬が家族の近くにいてくれることでしょう。愛犬が家族と近くで生活するためには、飼い主が気をつけてあげなければいけないこともあります。

家の中で暮らすために教えてあげて欲しいことを挙げてみます。
まずは「トイレ」。家の中の決まった場所でトイレができないようだと、家中おしっこのしみだらけになってしまった、などということになってしまいます。
排泄のタイミングでトイレと決められた場所に連れて行ってあげたり、サークルの中にトイレシーツを敷き詰めて「足の感覚」でトイレを覚えてもらうなどしてトイレトレーニングをしてあげてください。

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愛犬と飼い主のエリア分け

「愛犬と飼い主のエリア分け」も重要になります。  愛犬が入っては危険な所には、行かせないしつけをしたり、市販の侵入防止ゲートなどを使ってエリア分けをしてあげてください。  例えば、台所。食べ物の魅力的な香りがするので台所に興味津々の犬はとても多いです。でも、ネギ類など犬が食べては危険な食べ物がありますし、刃物や洗剤なども犬がいじってはとても危険です。

マンションでは飼い主が見ていてあげられないときはベランダに出すのも控えたほうが良いでしょう。転落事故が危険なのはもちろん、ベランダの植物をいたずらしてしまうこともあります。

「家の中で走ったり、飛び降りたりして足を悪くしてしまった」という話もよく聞きます。床にカーペットなどを敷いたり、フローリングに滑り防止機能のあるワックスを塗ったりして滑りにくくする工夫をしたり、愛犬がソファやイスなど高い所に登れないようにする工夫をしてあげることも大切です。

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家族のルールを守ること

飼い主が気をつけることのほかに、「家族のルールを守ること」を愛犬に教えてあげることも、愛犬が家族の一員として暮らすためにとても大切なことです。
家の中で家族といつも近くにいる分、ついつい自分がエライ気分になってしまったり、甘えることが過ぎてしまったりすることもあります。 そうならないために、ご家族でそれぞれの「我が家のルール」を作って愛犬に守らせるようにしてください。
ルールと言っても難しいことではありません。
例えば、「家の中でどんなに楽しく遊んでいても、飼い主に呼ばれたら飼い主のところへ行く」「どんなに入りたい部屋があっても『待って』と言われたら部屋の入り口で待っている」などです。

犬にとってわかりずらいのが「昨日やってもよかったのに、今日はやったら叱られた」ということ。「ボクの飼い主さんは、いつも言うことが変わる。なんだか信頼できないな…」と思ってしまうこともあります。一度ルールを決めたら、家族全員で愛犬にルールを教えてあげてくださいね。

家の中で家族の様子を見たり、話を聞いたりしながら過ごすのは愛犬にとってとても楽しいことだと思います。 そして、家族のルールを飼い主さんに教えてもらって暮らすことで「自分も家族の一員なんだ!」という気持ちが強くなって飼い主との絆もより深まることと思います。
飼い主も愛犬の抜け毛のお掃除やお散歩の後に足を拭いてあげたり、と手が掛かることもありますが、それ以上に愛犬のいろいろな表情を見ることができたり、寝言を聞くことができたりと、楽しいことがいっぱいですよ。
ドッグアドバイザー 高田由香
ドッグアドバイザー
高田由香
アドバイザープロフィール
ドッグアドバイザー 高田由香
・有限会社トリプレッタ 代表取締役
・NPO法人日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー
・愛玩動物飼養管理士
TV、雑誌など多数のメディアに出演中。ペット可集合住宅でのしつけ教室やセミナー、イベントの企画・運営などに携わり、「人間と犬が自然に共生できる社会」を目指して精力的に活動中。
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