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上手なシニア犬との付き合い方

我が家に来たときには小さいぬいぐるみのようだった愛犬も今ではもう7歳になります。これからの生活で注意することなど上手な付き合い方を教えてください。

室内で飼われる犬が増えたこと、また飼い主さんの犬の健康管理意識が高くなったこともあり、犬がとても長生きできる環境になってきています。

一般的に小型・中型犬は7歳、大型・超大型犬5歳を過ぎると「シニア犬」と言われます。 「うちの子はまだまだ元気。全然シニアなんてかんじじゃないわ。」という飼い主さんもたくさんいらっしゃると思いますが、2、3歳の時より少しだけ注意してあげたり、関わり方を変えてあげることで犬自身がより健康で楽な気持ちで過ごせることがあります。
今回は「上手なシニア犬との付き合い方」についてお話いたします。

食べ物について

消化機能が弱くなってくる犬もいます。ドライフードなら少し柔らかくふやかしてあげたり、手作りのごはんだったら消化の良いものを多くあげるようにしましょう。
少し食べ物を温めると、香りが立つので食欲をそそります。
また、便の状態を見て消化がしきれていないようだったら、1日分の食事を2〜3回くらいに小分けにしてあげると、胃腸に負担がかかりにくくなります。

「念には念を」の健康チェック

毎日のお手入れの時間を増やし、触られるのを嫌がったり痛がったりする箇所がないか体のチェックを念入りにしてあげてあげましょう。
若い頃はすぐに治ったケガや病気が年齢とともに治りにくくなることもあります。
ケガや病気の「早期発見・早期治療」を心がけてあげてください。

尿・便は健康のバロメーターになります。いつもと様子が違うようだったら、早めに獣医さんに相談してください。

日常のお付き合いについて

シニア犬の飼い主さんからたまに「最近、うちの犬ったら頑固になっちゃって…」というお話を伺います。 若い頃なら「一時的な反抗期」や「ちょっとしたわがまま」で、飼い主さんにしっかりと「一緒に楽しく暮らすためのルール」を教えてもらうことで解消できたと思います。
でもシニア犬の「頑固」は単なる反抗やわがままではなく、いろいろなことを考えた上で「これはイヤ」「それは大丈夫」などを飼い主さんに伝えているような気がします。
若いときよりも、より愛犬の伝えたいことや思っていることを考えて接してあげてほしいと思います。

愛犬の好きなこと、興味を持ったことをやらせてあげるのも「若さを保つ秘訣」。愛犬が若い頃には気付かなかった楽しいことや面白いことを見つけたら、一緒にお付き合いしてあげてください。

また、「新しいこと」に慣れるのに時間がかかるようになる犬もいます。
そんな時は愛犬のストレスにならないように、焦らせず気長に慣らせてあげてください。
シニアになると、お散歩では若い頃よりも歩けなくりますし、食事を食べるのに時間がかかるようになります。でもそのかわり、飼い主さんと心と心で「会話」ができるようになるのはシニアになってから。一緒に過ごした時間分、お互いのことがよく理解し合えるからできることです。
何もしないでおうちでシニア犬とのんびりする、というのもとても素敵な過ごし方ですよね。
ドッグアドバイザー 高田由香
ドッグアドバイザー
高田由香
アドバイザープロフィール
ドッグアドバイザー 高田由香
・有限会社トリプレッタ 代表取締役
・NPO法人日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー
・愛玩動物飼養管理士
TV、雑誌など多数のメディアに出演中。ペット可集合住宅でのしつけ教室やセミナー、イベントの企画・運営などに携わり、「人間と犬が自然に共生できる社会」を目指して精力的に活動中。
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