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ペットだって悩んでます・・・。愛犬との接し方

チワワより
「私は人間でいうともう50歳のオスのチワワです。最近困っているのは、うちの飼い主の聡子さんのことです。
彼女は私をいつまでたっても子犬と思っているようで、先日も自分のボールを片付けただけで「えらいでちゅね〜!いいコでちゅね〜!」と赤ちゃん言葉でほめられました。
繰り返しますが50歳なんです。なんだか居心地の悪いような気持ちでいっぱいです。なんとかならないでしょうか・・・。」

チワワさんへ
チワワさんはもう立派な大人。赤ちゃん言葉はちょっと居心地悪いかもしれませんね。
きっと聡子さんにとって、愛犬のチワワさんは『かわいい息子』なんですね。
さて、一体どのようにすれば、チワワさんの悩みを解決できるのでしょうか。

ご相談いただいたチワワさんのように、子供のように接する飼い主に居心地が悪いと感じる犬はたくさんいます。逆に、『そうか、ボクはいつまでも小さなかわいい王子様なのか。それならたくさんわがまま言っちゃうぞ!』と勘違いしてしまうこともあるようです。

犬の年齢にあわせた対応を

さて、今回の飼い主、聡子さんについてのアドバイス。どんな小さな犬でも、1歳になれば人間の高校生くらい、2歳を過ぎれば立派な大人です。

飼い主さんは、ただかわいがるだけでなく、年相応な『おうちでのルール』や『人間と一緒に楽しく暮らしていくルール』を教えてあげることが必要です。人間のお子さんだって、幼稚園の次は小学校、その後は中学校、高校と成長しながらいろいろなことを覚えていきますよね。実は、犬にとっても大人になるためのプロセスは一緒なんです。
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気分で愛犬を混乱させないで

犬も成長に合った接し方も大事ですが、『教育方針』も忘れてはいけません。
例えば、聡子さんが「今日は気分がいいわ。ソファーに乗っているチワワさんもかわいく見える。だから今日はソファーに特別に乗ってもいいわよ。」
そうかと思えば次の日には、「ああ、会社で嫌なことがあった。気分も最悪。あっ、チワワさんったらまたソファーに乗って!いつもいけない、って言ってるでしょ!!」
このような状況がつづくと、チワワさんは混乱してしまいます。
犬を飼っている方は、いろいろな人と楽しく快適に暮らしていくルールを伝えていますか?
例えば「飛びつき」にしても、飼い主にはかわいく感じても、犬が苦手な方には驚かれてしまいます。勘違いをしてしまった犬の場合、飼い主が喜ぶ「飛びつき」を、他の人にもやってしまうかもしれません。これがきっかけで「犬って、急に飛びつくからこわい」というイメージをつくる原因になってしまったら、とても悲しいですよね。

聡子さんもチワワさんの気持ちを理解できましたか?家族全員がしっかりとした『教育方針』のもと、犬が人間社会で楽しく快適に暮らしていけるようなルールを教えてくれば、犬たちも立派な大人になれるはず。飼い主さんも愛犬の成長を感じることができて「ウチの犬も、いつまでも赤ちゃんじゃないんだな」と思うような場面にも、たくさん出会うと思いますよ!

ドッグアドバイザー 高田由香
ドッグアドバイザー
高田由香
アドバイザープロフィール
ドッグアドバイザー 高田由香
・有限会社トリプレッタ 代表取締役
・NPO法人日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー
・愛玩動物飼養管理士
TV、雑誌など多数のメディアに出演中。ペット可集合住宅でのしつけ教室やセミナー、イベントの企画・運営などに携わり、「人間と犬が自然に共生できる社会」を目指して精力的に活動中。
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